また1つ現場測定器が未来に近づきます。
GENNECT Crossに、計測器のファームウェア(計測器を制御している内部ソフトウェア)をバージョンアップする機能が付きました。
以前は、バージョンアップといえば、パソコンが代表的な例でしたが、最近では、スマートフォンやアプリのバージョンアップが一般的になりました。また、テレビやカーナビなどにおいても、バージョンアップ機能がついている製品もあります。バージョンアップにより、新しい機能の追加や、さらに使いやすくなります。
計測器に目を移すと、記録計や電力計にような大型の計測器には、バージョンアップ機能がありました。しかし、手持ちの小型計測器については、そのような機能がありませんでした。
今回新しく追加した、ファームウェアをバージョンアップする機能は、GENNECT Cross経由で計測器をバージョンアップする機能です。
計測器に最新ファームウェアをインストールすることにより、機能アップや機能改善、使いやすさが向上します。
GENNECT Crossの対応バージョン
- Android版GENNECT Cross: Ver.1.8.0
- iOS版は、2021年4月末に対応予定です
バージョンアップ機能の対応機器
- ワイヤレスアダプタZ3210のファームウェアバージョンアップ
- Z3210をV2.10にバージョンアップすることでからExcel直接入力機能(HID機能)に対応します
- Z3210対応計測器のファームウェアバージョンアップ
- ACリーククランプメータ CM4002
- ACリーククランプメータ CM4003
- バッテリテスタ BT3554-50
今後、順次、対応計測器を追加していきます。