GENNECT CloudがV2.4.0にバージョンアップしました。
以下がバージョンアップの概要です。

LR8450 メモリハイロガー クラウド連携機能

LR8450、LR8450-01 メモリハイロガーにクラウド連携機能が搭載されました！
従来はロガー自体にはクラウド連携機能がなかったため、ゲートウェイ(GENNECT Remote)もしくはPCアプリ(GENNECT One)に接続して、GENNECT Cloudに接続していました。
このたびロガーにクラウド連携機能が搭載されたことにより、ゲートウェイやPCなしにGENNECT Cloudに接続し、リアルタイムモニタやリアルタイムのアラーム通知、ファイルの転送や遠隔操作をすることができます。

ご利用には、GENNECT Cloudのアカウント作成と、V2.20以降のLR8450もしくはLR8450-01が必要となります。
以下のリンクよりアカウント作成およびファームウェアの更新を実施ください。

インターネット回線への接続は有線LANのコネクタにルーターからのLANケーブルを挿して繋げる他、無線LANに対応したLR8450-01では無線LANをステーションモードで使用することにより、無線LANでインターネット接続をすることも可能です。
（長期間連続で使用する場合は、安定した有線LAN接続をご利用ください）

クラウド連携の設定は簡単です。
ロガーのSETボタンを押して設定画面に入り、[システム]タブの[通信]メニューよりGENNECT Cloud 設定ボタンを押します。

作成したアカウントのアカウントID、ユーザーID、パスワードを入力し、適用をすることでクラウドに接続されます。

接続した状態で測定を開始すればリアルタイムモニタができ、ファイルを自動保存すればクラウドにも自動的に保存され、クラウドからロガーを遠隔操作することも可能です。
ぜひお試しください！

なお、携帯回線と通信機器をセットで提供するGENNECT Remoteは従来通りお使いいただけます。
回線を用意しづらい現場ではGENNECT Remoteをご利用ください。

GENNECT Remote 無線LAN子機ダイレクト接続

GENNECT RemoteのゲートウェイにLR8450 メモリハイロガーの無線LAN子機を直接接続できるようになりました。
従来は親機のLR8450に子機を接続し、ゲートウェイとLR8450を有線LANで接続する必要がありましたが、本バージョンアップにより子機だけで遠隔計測が可能となります。

2023/9/29時点の対象機種は以下の5機種です。

機種によらず、GENNECT Remoteで対応できるサンプリング間隔は最短で100msです。

登録、設定の方法は以下のリンクをご参照ください。

本バージョンアップにより、ゲートウェイから離れた箇所にある多チャネルの電圧・温度測定が導入しやすくなりました。
ぜひお試しください。

ダッシュボード機能表示改善

現在の計測状況をわかりやすく表示するダッシュボード機能が改善されました。

アラーム発生状態をわかりやすく

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表示中のチャネルでアラームが発生中の場合、表示色を変更することができるようになりました。
アラームが発生しているかどうかが一目でわかります。

表示チャネル名が設定できるように

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表示中のチャネルの表示/非表示および表示名を設定できるようになりました。
計測内容をわかりやすく見せることができます。

ダッシュボード機能についての詳細は以下のページにてご確認ください。

積算機能追加

ビューアー機能、エクスポート機能の集約種類に「積算」を追加しました。
指定したチャネルに対し、開始期間からの値を積算して表示、ダウンロードすることができます。
平均電流値を積算して指定期間の積算電力量を概算するといった用途にお使いいただけます。

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GENNECT Cloudはご利用ユーザーの声をもとに継続的にバージョンアップを実施しております。
ぜひお試しの上、ご意見をフィードバックいただけると幸いです。