アナログメーターをWebカメラで監視する
GENNECT Remoteにあらゆる計測器が接続でき、クラウドサーバーで一元管理できることが理想です。
しかし、工場やプラントにあるアナログメーターやデジタルの表示器をゲートウェイに接続することは困難です。
接続できる可能性を考えてみると、
- アナログ出力ができるメーターであれば、その出力信号を、GENNECT Remoteに接続可能なデーターロガーで測定する
- アナログ出力できなければ、、、、、、、不可能です
しかし、電力の測定データやロギングデータと一緒に、アナログメーターもロギングする測定シーンは多くあります。
そこでWebカメラ機能を利用して、アナログメーターの画像を保存しましょう。
アナログメーターの測定値(数字)を保存するのではなく、あくまで画像ですが、一定時間間隔でカメラ画像をクラウドサーバーに保存します。
現場を離れた場所から、計測器の測定値とアナログメーターの画像が1つのグラフ上で見ることができます。
プラントのアナログメーターをWebカメラで監視
流量計や空気圧計のアナログメーターや、水位計のレベルメーターなど、プラントにはたくさんのメーターが取り付けられています。例えばポンプの電力測定と同時にこれらのメーターを監視して、エネルギー消費の現状把握をすることがあります。メーターの数値をクラウドサーバーに保存することは容易ではありませんが、Webカメラ機能を使えば、そのメーターをWebカメラで撮影することは簡単にできます。
電力変動のグラフとメーターのカメラ画像が同じ時間軸に並べて表示することができます。
配電盤のメーターをWebカメラで監視
配電盤にもメーターが多数取り付けられています。電圧、電流、電力のメーターや、トランスの温度メーターなどがあります。配電盤の消費電力とトランスの温度を同時に測定するアプリケーションを考えてみましょう。
- 電圧、電流、電力測定: 電力計で測定
- トランスの温度測定: データーロガーで測定
が一般的な方法です。
Webカメラ機能を使えば、温度測定をデーターロガーを使用するのではなく、メーターのカメラ画像をクラウドサーバーに保存することができます。
電力変動のグラフとメーターのカメラ画像を並べて表示することができます。高負荷状態のトランス温度は、カメラ画像に写っているメーターを読むことにより知ることができます。
Webカメラの画質と撮影周期
Webカメラの画質と、撮影周期は、次の通りになります。
- 画質: 低(320 x 240px)、中(640 x 480px)、高(800 x 600px)から選択
- インターバル設定: 1/5/10/15/30/60分から選択
動作確認済Webカメラ
GENNECT Remoteで使用するカメラは市販のUVC(USB Video Class)対応のWebカメラをご用意いただく必要があります。
GENNECT Remoteで動作確認済のWebカメラは下記リンク先をご覧ください。
まずはご相談ください