電圧波形ノイズとUPSの切り替わり
環境
測定箇所:単相2線 100V電源ライン
異常内容
使用設備が誤動作
解析内容
イベント設定を以下のようにして、約18日間記録したところ、68個の「Wave(電圧波形比較)」イベントが記録できました。
そこで、個々の Wave イベントの波形を 1 つ 1 つ確認してみました。
すると、
- No.1 波形ノイズ後も正弦波形に切替わっていないもの
- No.2 波形ノイズ後に正弦波形に切替わっているもの
の 2 種類の傾向をもつイベントがあることがわかりました。 正弦波形に切替わっているものについては、ノイズを検出した後に UPS 出力(常時インバータ給電方式)に切替わっているからと推測できます。
ここで本来ならば、No.1 の波形ノイズのほうが大きいのでUPS出力に切替わっても良い気がします。 しかし、No.2の波形ノイズを良く見てみると、波形ノイズ発生時に電流波形がより大きく振れています。 これより、このイベント発生時にはトランジェント電圧が発生していると推測できます。 しかし残念なことにトランジェント電圧のイベントは検出できていませんでした。 トランジェント電圧のしきい値が 480V のために検出できなかった可能性があります。
100Vrms の商用ラインの場合には、波高値の 1/2 である 70V 程度に設定することを推奨いたします。
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