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クランプ電流計のはさみ方

「はさむ」という動作

クランプ電流計を電線に「はさむ」という動詞が使われますが、実際に「はさむ」わけではありません。

「はさむ」は、英語の”clamp (クランプ)”が語源です。パイプなどを固定する「クランプ」という道具がありますが、それと同じ語源です。「締め付けて固定する」という意味があります。

クランプ電流計を電線に「はさんで」、電流を測定すると聞くと、下図のようなイメージがありますが、しかし、これは間違いです。

クランプ電流計を電線に文字通り「はさんで」も、正しく測定できません

正しくは、下図のように、電線がクランプセンサの中に収まるように囲みます。この動作を「はさむ(挟む)」や「クランプする」と呼んでいます。

電線が、クランプ電流計のセンサの中に収まるように、はさんでください

測定したい電線にはさむ

負荷電流を測定する

1本の電線に流れる電流を測定することが多いと思いますが、その電線だけをはさんでください。

例えば、三相3線式電源の内、S相に流れる負荷電流を測定したいときは、S相の電線のみはさみます。

クランプ電流計で負荷電流を測定するには、電線を1線はさむのが基本です

漏れ電流を測定する

負荷電流用のクランプ電流計を使って、漏れ電流のような微小な電流を測定できません。必ず、漏れ電流用のクランプ電流計をご使用ください。

負荷電流を測定するときと違って、漏れ電流を測定するときは、はさみ方が違います。

例えば、単相2線式電源の漏れ電流を測定するとき、2線ともはさみます。

クランプ電流計で漏れ電流を測定するときは、複数の電線をはさみます

クランプセンサが開いていると正しく測定できません

電線がセンサの口径以上に太かったり、センサが他の電線にあたって閉まらなかったりした場合は、正しく測定できません。

電線が込み入った箇所において、クランプ電流計のセンサが開いていないか確認してください
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